扁桃肥大
耳鼻科検診で見つかるのどの病気では扁桃肥大が最も多いと考えられます。この場合の扁桃は口蓋扁桃でいわゆるのどちんこの両側にある出っ張りです。肥大が高度の場合には、のどの中央で左右の扁桃が接触する位になります。口腔と咽頭の境界部分が高度に狭くなるために食事を飲み込むことが困難になります。いつまでもモグモグを繰り返すばかりで飲み込めません。そのために食事が遅くなります。体重が増えにくい原因になることもあります。また、就寝中に気道が狭くなるために大きないびきをかきます。無呼吸状態になる場合もあります。治療は手術です。 (令和5年7月3日)