咽喉頭異常感
咽喉頭異常感症、咽喉頭神経症という病名があります。言葉の通りの病気です。のどがどこかおかしい、変な感じが続いている、食事や会話は普通にできているのに何か変、という病気です。のどを診察しても、内視鏡を使ってのどの奥をみても特別に悪いところが見当たりません。血液検査や首の超音波検査などを行っても異常はありません。つまり、のどに起きている症状を説明できるような病変が見いだせないまま症状が続いている状態です。ストレスやホルモンバランスの異常、貧血や逆流性食道炎などが原因ではないかと考えられています。除外診断が重要です。 (令和4年4月25日)