花粉症の薬
2月になります。暦の上では春になりスギ花粉の飛散が本格化します。眼がかゆくなったり、鼻がムズムズし始めたら治療を開始しましょう。花粉症に使われる薬は、内服薬と点鼻薬に分けられます。内服薬の主なものは、抗ヒスタミン薬と抗ロイコトリエン薬です。それぞれ1日1回服用のものと2回服用のものがあります。点鼻液にはステロイド薬と抗ヒスタミン薬、血管収縮薬があります。これらの薬は作用の仕方がそれぞれ異なるので、組み合わせることにより高い効果が期待されます。自分に合った薬の使い方を工夫してつらい花粉症を乗り切りましょう。 (令和4年1月31日)