インフルエンザの治療薬
インフルエンザの流行開始です。インフルエンザの治療にはタミフル、リレンザ、イナビルが使われています。また、昨年からゾフルーザという薬も使われるようになりました。これらの薬の使い方について小児科学会から指針が出されました。ゾフルーザについては、薬剤耐性ウイルスの出現が高率に認められることから積極的な投与を推奨していません。タミフルについては、呼吸器疾患がある場合を含めてどの年齢に使用することも推奨しています。イナビル、リレンザについては10歳以上に推奨、4歳以下は吸入困難と考えられるため推奨しない、となっています。 (令和元年11月25日)