インフルエンザについて
インフルエンザは、A型またはB型のインフルエンザウイルスの感染によって起こる病気です。感染の機会があってから1日から3日の潜伏期間の後に、突然の高熱(38度以上)、頭痛、全身倦怠感、関節痛、筋肉痛で発症します。一般の感冒と同様に上気道の炎症による鼻やのどの症状もありますが全身倦怠感が強いのがインフルエンザの特徴です。流行期においては、これらの症状が認められれば検査を行わなくてもインフルエンザと診断しても良いのではないかと思います。流行期以外では検査によってインフルエンザウイルスの存在を確認することが必要でしょう。 (令和元年10月15日)