予防接種統計
10月からインフルエンザの予防接種が始まります。昨年の報告では、予防接種後の重篤な副作用が起こる頻度は、10万接種に0.1だそうです。つまり、100万回に1回、命にかかわるような副作用が起こるということです。かなり低い頻度で自分には起こりそうもないと思っても不思議ではありません。ところが、1年に1000万回の予防接種が行われたと仮定すると10人に重大な副作用が出ていることになります。1年間に10人が予防接種で重症になる、と聞くと少し不安な気持ちになると思います。元になる数字は変わらないのに不思議です。 (令和元年9月30日)