難聴
難聴は大きく2つのタイプに分類されます。感音性難聴と伝音性難聴です。感音性難聴は耳に入ってきた音を電気の情報に変換し神経を通じて脳に送る部分の異常による難聴です。内耳や聴神経の病気によって起こります。伝音性難聴は内耳に音が伝わりにくくなって起こる難聴です。外耳道や鼓膜、耳小骨など外耳、中耳の働きが悪化することによるものです。耳垢が詰まったり、鼓膜が破れたり、中耳に膿が溜まったりする場合に起こります。これらの異常は、処置や投薬、手術によって回復させることが可能です。しかし、内耳や聴神経の異常は治療が困難です。 (令和元年9月17日)