耳に水が入った

耳の中に水が入るとガサガサした感じがしたり、自分の声が反響したりして不快なものです。水を取ろうとして綿棒を入れたり、耳を下に向けて飛び跳ねたりしますがうまくいかないことも多いと思います。耳の穴はカーブしており鼓膜の手前が少し盛り上がっています。さらに鼓膜が耳の穴に対して斜めになっています。そのため綿棒を耳に差し込んでも水を取ることが難しいのです。プールやお風呂の水は清潔ですのでしばらく経過を診ても良いと思います。一方、川や海の水は小さな石や砂などの異物が混じっていることもあります。早めに耳鼻科を受診しましょう。 (令和元年7月16日)