いのうえ耳鼻咽喉科

福岡県大野城市

ブログ耳鼻咽喉科の話

平成のおわり

耳鼻科医として昭和の終わりから平成の時代を過ごしてきました。この30数年の間で耳鼻咽喉科診療の質を大きく上げたのが電子内視鏡と手術・処置用の顕微鏡と思います。鼻腔の奥や喉頭、鼓膜などの観察は光を上手に当てなければできません。耳鼻科医になったばかりのころは非常に困難を感じたものです。しかも、のどが敏感な患者さんにとっての喉頭の診察は非常に苦しいものでした。しかし、内視鏡の登場でこの状況は一変しました。また、顕微鏡を使うことで微細な処置が正確に安全に行えるようになりました。令和になり耳鼻科はどう進歩するのでしょう。 (平成31年4月22日)

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