インフルエンザの薬
今シーズンから、使用できる抗インフルエンザ薬がひとつ増えます。ゾフルーザという名前の薬です。従来から使用されていたタミフルやリレンザ、イナビルとは異なる機序でウイルスの増殖を抑えます。1回の服用で治療が完結します。服用は発病48時間以内が推奨されており、効果はタミフルと同等とされています。吸入薬が苦手な方には使いやすい薬と思います。ただし、新薬であるため効果と副作用に関しての情報は以前からの薬に比較すると不足しています。また、禁止されていた10代の患者さんに対してのタミフルの使用が許可されました。 (平成30年12月3日)